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先日、とあるクライアントさんとのセッションで、息子さんが進級するかどうかについて悩まれているというお話が出ました。

進級を迎えるこの時期、専門学校や大学では「退学」を申し出る学生が増える時期です。

私も専門学校教員時代、この時期がすごく嫌でした。

「先生話がある」=「退学したい」でしたからね・・・

だいたいの場合、辞めたい理由は不明瞭。

・他にやりたいことが出てきたとか

・向いていないとか

もっともらしい理由は話すものの、具体的ではないし、新しいことに取り組む意思も感じられない。

そんな時、教員はよく話を聴くことが大切です。

根本的な悩みは何かをキャッチすることです。

ほとんどの場合、「恐れ」や「不安」が隠れています。(本人は無自覚ですが)

具体的には、どんな「恐れ」や「不安」なのでしょうか?

評価される場所に立たない=悪い評価を受けない

例えばなりたい仕事があって進学したとして、進級するにつれて自分の実力が分かってくる。「もしかしたら、その仕事に就けないのではないか?」「試験に落ちてしまうのではないか?」そんな不安がおそって来て、無意識のうちに評価される場所に立たない選択をしてしまいます。

評価される場所に立たなければ、永遠に悪い評価を受けることもありません。

このことを、教育業界では「評価拒否シンドローム」と言っていました。

教員からすると優秀な学生ほど、退学を申し出てくるのです。

・出来る(と思っている)自分のままでいたい
・傷つきたくない
・出来ない自分に会いたくない

こうした心理を理解できていると、具体的に辞める辞めないの議論ではなく、根本的な問題である「恐れ」や「不安」を和らげてあげるサポートができます。

これは学生に限ったことではありません。

例えば大人でも

・「やればできる」といいながら今いる場所から離れなかったり

・考えたサービスがあるのに、いつまでも告知できなかったり

全てとは言いませんが、評価を拒否する心理が働いているとも言えます。

人は、逃げる理由を作るのはものすごく得意です。

そして、その不安はいろんな現象を引き起こし(子供が病気になる、家族の中で問題が起こる)、出来ないことを正当化してしまうのです。

出来ない理由を外側に求めた結果、学生なら別の学校に入り直すとか、別の職種を目指し始めます。
つまり「入った場所が悪かったのだ。もっと自分に合う仕事があるはずだ。」という正当な理由を探すのです。

起業している人の場合は、「サービスを告知できないのはやり方を知らないからだ。」「サービス内容がまだ不完全だからだ。」と新たなセミナーにいったり、いつまでも生徒側で学び続けます。

評価されることから逃げないために

評価、評価と書き続けてきましたが、「評価」はとても曖昧なものです。

恐れている「評価」だって自分の中で勝手に描いた幻想ですし、もし実際に評価されたとして、1人から得た悪い評価は別の人が見れば「素晴らしい」ということもあり得ます。

だからこそ、勝手に恐れて逃げないで「評価される場所に立つ」ことをして欲しいのです。

自分が思っている以上に「良かった」と言ってもらえることもあるし、1人の「私には必要ありません」という言葉の後に「ぜひあなたからサービスが欲しい」と言ってもらえることもあるのですから。

起業女性に私がコーチとしてやっていることは、評価される場所に立つ力をつけることです。

このことを、コーチングでは「自己基盤」と言います。

どんな評価を受けようと、自分はこれをやりたいのだ。と言い続けられる強さ。

そのためには、自分のことをよく知ることが大事です。

・何を恐れているのか、何に不安を感じているのか。

・どんな自分でありたいのか。

そういった自己理解をコーチとしてサポートしながら、起業女性については以下の点もサポートしています。

<目的(ビジョン)>
・その仕事を通してどんな世界にしていきたいのか
<自分が果たすお役目(ミッション)>
・自分は何をすることでそのビジョンに貢献していくのか

<諦めない理由>
・何故私はそのビジョンを目指すのか

今はまだ、一歩を踏み出せず自分の中に「評価されてしまうことへの恐れや不安がある」と思った人へ。

評価される前に、「評価される場に立てる自分」を目指しましょう。

そして、まずはその場所に立てた自分を大いに評価してあげてくださいね。
現在、起業女性(を目指す女性)の個別プログラムを提供中です。
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